2.最悪

スケジュール管理が苦手な人間にとって、年始や年度末の節目は気分転換できる大事なタイミングである。そんな大切な時期を体調不良が襲い、台無しにしたのが2023年。

体調不良の波は家族にも広がったため、一家でスタートダッシュに失敗したのである。

そうした中、プライベート問題が発生。嫌気にぶん殴られるイベントに遭遇したのだ。
普段、不機嫌になることはあれど、怒ることはほとんどないが、今回はかなり久しぶりに頭に来て、友人に電話をして愚痴を聞いてもらったほど…。

スタートダッシュに失敗し、数年に一度の最悪イベント発生で2023にかなりバッドなバイブスを感じている。

いい大人なので、自分の機嫌は自分で取るべく、仕事帰り一人で映画を見に行くことに。新年一発目に選んだ作品は『ファミリア』。いや、作品としては良かったのだが「アガる」ことはなく、鬱々とした状態で劇場を出る。夜、車を走らせながら自分の境遇と映画(が描く実際の人々)の境遇を比べ、まだマシじゃないかと言い聞かせる。

私が腹を立てた一件、関係した周囲の人間は、私が腹を立てている事にすら気がついていないかもしれない。そう考えると、私自身もどこかで沢山の人を無自覚に怒らせたり悲しませたりしているのだろうとも思う。

「無自覚に相手を傷つける」事はお互い様なのかもしれないが、ちゃんと自分の感情を言語化して伝える事も大事なのではとも思う。しかし、そこで肩透かしのリアクションが返ってくると、より深いネガティブな感情にぶん殴られる予感もしている。怖くて踏み出せないから私は黙ることを選択している。人生経験を積むことで損切りや撤退戦は上手になったかもしれないが、こうして人との距離(aka溝)はできてしまうのかもしれない。

そんな中でも、ワクワクしてくる仕事の仕込みや、次の展開もある。もうそれらに没頭して切り替えていくしかないと思い、夜中から気合を入れて活動を始めている。

最悪…これが2023年1月9日時点での2023年への評価である。2月16日の誕生日辺りまでにはまぁまぁくらいの所までリカバリーしておきたい。

坂道をたくましく駆け上がる娘。私も駆け上がりたい
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